睡眠の質を高めることで健康な体をつくります
厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014より
平成26年に厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」の中では、睡眠12個条として、睡眠に大切な12の項目をうたっています。
第1条では、「良い睡眠で、からだもこころも健康に」として睡眠時間の不足や、睡眠の質の悪化は、生活習慣病のリスクにつながるとしています。
また、第6条では「良い睡眠のためには、環境づくりも重要です」として、寝室や寝床の中の温度や湿度が寝つきや睡眠の深さに影響するとしています。温度や湿度があまり高いと発汗による体温調節がうまくいかずに、皮膚から熱が逃げていかないことや、 温度や湿度が、季節に応じて眠りを邪魔しない範囲に保つことが基本で、心地よいと感じられる程度に調整することが必要だとしています。
健康づくりのために睡眠指針2014は厚生労働省のホームページにてご覧になれます。
湿気対策でより質の良い睡眠をとりましょう
快眠と湿気は密接な関係にあります
梅雨時期には、気温・湿度がともに高くなり、発汗による体温調整がうまくいきません。また汗をかいても蒸発されにくいと、寝苦しいと感じてしまい、夜中にたびたび起きてしまったりします。
そこで重要になるのが、梅雨時期でも快適に眠れる環境づくりです。睡眠の環境には、寝具・温度、湿度、騒音などがあります。寝具や温度(エアコン)、騒音には対策していても、湿度に関しての対策は何もしていない方が多くいらっしゃいます。
睡眠時の湿度は50%前後が快適と言われています。エアコンの除湿機能を使うことも良いですが、エアコンが苦手な方も多いですよね。
そんな方にオススメなのが、自然素材を使った快眠できる壁「快眠壁」です。
快眠のコツは4つ!
ポイントを意識して快眠生活を始めよう
通気を良くする!
換気習慣をつける
通気性といえば、一番有効なのは換気です。特に湿気がたまりやすい寝室にできるだけ風をたくさん通して、湿気を逃すようにしましょう。布団を干すのも有効です。
除湿アイテムの活用
竹炭や除湿機の活用
竹炭は、その細かな穴が湿気を吸収するだけでなく消臭の効果もあります。特に湿気が多い時期はエアコンなどの除湿機能も有効です。
寝具を変える
吸湿性の高い寝具
寝具と人の間の空間温度を寝床内気候といいますが、これを乱す原因の一つに寝汗があります。吸湿性と放湿性の高い素材の寝具を使用することで快適な睡眠を得ることができます。
環境を変える
快眠できる壁
除湿機(エアコン)などの除湿機能と違い電気代のかからない除湿方法が「快眠できる壁」への寝室リフォームです。日本に古来からある塗り壁には高い除湿と消臭効果のあるものがたくさんあります。